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世界のむこう側へ

ほぼ失敗ばかりだけど、いろいろ実験しながら次世代のインターフェイスを探す旅をしています。

人類は「何に価値をおいていたのか」そしてこれから先「何に価値をおくのか」

起業 イノベーション マーケティング

Webサービスを考える上で、グループインタビューやソーシャルリスニングを行い「実際、顧客がいるのか」を調査する機会があるかと思います

 

そこで下敷きになっているのが「生活者のインサイト」です

 

生活者のインサイトを知ることで、仮説が立ち、はじめて検証の意味が出てきます

インタビューをする前に「まず相手を知ること」から始めると、純然たる結果が得られるようになります

 

今回のお題は「生活者のインサイト」について焦点を当てていこうと思います


「生活者のインサイト」とは「何に価値をおいているか」を知る必要があり、人類のいままでの歴史などから価値の移り変わりについて知る必要があります

 

ここで、「ぼくたちの洗脳社会」という本をベースに進めていこうと思います

この本は、トフラーや堺屋太一などをベースに未来の価値をわかりやすく解説してますのでオススメです

 

簡単に説明すると、大きくわけて3つの革命が起こり、人類の生活が都度変化していった。という話です

 

ちょっと歴史の勉強にはいります

 

人類は、狩猟によって生活をしていました

「食べるモノ」に最大限の価値を見いだしていました

そこで起きたのが

 

「農業革命」


これにより、人々は狩猟をしなくて済むようになり「明日の食べ物の心配」しなくて済むようになります

人々は、定住し土地を開墾していきました

そうすると、今度は領地の争いが起きます

そこで、この問題を解決するコミュニティの主(領主)が現れます。領主を中心に、それぞれの役割(農奴)を果たすことで人々は食べるものの心配から開放されました

 

領主はコミュニティを管理し、農奴はその庇護のもと「食べるもの」の心配することがなくなる封建制度が誕生しました

食べるものの心配がなくなると、次に病気や死についての心配が生まれます

当時、医者などいませんので(いても医療技術という概念があまりない)神の思し召しが全てでした

ここで宗教などの精神的な考え方が発展していきます

 

<農業革命による価値の変化>
物質的なものから、精神的なものへ

 

この次に、「科学」が発展していきます

活版印刷や蒸気機関などが発明されると、精神的で抽象的なものは淘汰されていく時代がきます

ここで「宗教は死んだ」のです(死んだという表現は、世界の全てだったものが主役の座からおりたようなニュアンスです)

 

そして起こった

産業革命

 

聖職者などの特権階級は衰退し、昔は聖職者しかもっていなかった聖書はグーテンベルグによって、だれにでも読めるようになった

そうなると、宗教の矛盾や様々な解釈の仕方が生まれ「宗教万能説」が揺らいでくる

昔は貴族の楽しみだった演劇を、市民でも楽しめるように映写機が開発され、よりわかりやすく娯楽性を高め映画へと昇華された

このように、科学の発展のもと人々は自由経済競争社会を形成し、誰かの庇護のもと生活するのではなく、自分の力で労働の対価を受取ることで自分達で富を形成するようになり物質社会が到来しました

産業革命による価値の変化>
精神的なものから、物質的なものへ

 

しかし、人々は気づき始めました

科学が発展しつづければ、本当に人類を幸福へ導いてくれるのか

答えは出ていませんが、おそらくNoでしょう

たしかに便利になりましたが、ロケットができて我々の生活が幸せになりましたか?

インターネットが出来て幸せになりましたか?

ここで「科学は死んだ」のです(この表現も・・・)

 

そして、今日起こっている変化

「情報革命」


インターネットの発達にともない、高度情報化社会が到来しました

「高度情報化社会とは、相対的に一つの情報の数が増えているのではなく、ひとつの情報に対する解釈が無限に流通する社会」のことをあらわします

つまり価値判断や世界観が、事実よりもずっとたくさん流通される世界です

そこで到来したのが、イメージ競争社会
とにかく働いて、お金を稼ぎ、家を買い、車を買い、家庭を築くことこそ最上とされた物質主義時代から、より内面的なものを重要視するような社会です


より、自分らしさ人間らしたを重要視するようになる、お金よりも自分のもつ「クールなイメージの生き方」にこだわりを持ち始めます


なぜなら「科学は死んだ」から
もう科学的・合理的アプローチだけで、自分の問題を解決できるとは信じていないので、心情的な解決法を探るようになります

 

<情報革命による価値の変化>
物質的なものから、内面的なものへ

 

これから到来するのは、だれもが影響力を与える時代
ディズニーランドのような、強固なイメージを保持しているものに憧れを感じるようになります
そのイメージを発信することに価値を見いだし、より内面的なものに価値を感じるようになっていくのです

 

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いかがでしたでしょうか

だいぶ脚色はしたのですが、周りを見ていてもだいたいこんな感じじゃないでしょうか


なにが重要なのかが、変化している

 

そして、これからなにが重要になってくるのか

 

生活者のインサイトを知り、今後未来予測をしていくにあたっての根底的な部分は、参考になるのではないでしょうか