世界のむこう側へ

ほぼ失敗ばかりだけど、いろいろ実験しながら次世代のインターフェイスを探す旅をしています。

恐怖心は自分の中から生まれる

会社を運営していると、常に恐怖心との戦いに苛まれる

 

「このトラブルどうやって対応しよう」

「あぁ、もう終わりかも」

「やっていることは誰かの役に立っているのか」

 

などなど、やっているととにかくトラブルだらけで精神的に追い込まれます

 

そういうときには「怖じ気づいたら負けだ」といつも自分にいい聞かせるようにしている

 

どうしよう。。。という恐怖心によって、心が支配されてしまうと、その状況を打開する案が見えなくなってしまう

そうなると自然と破滅の道をたどってしまう

 

世の中の悪い事のほとんどは、自分のなかの恐怖心が起因している

恐怖心は目も口も耳も塞ぎ、思考を停止させてしまう

 

しかし、恐怖心とは自分の心のあり方です

 

心のあり方をコントロールすることこそが、物事をうまく運ぶ秘訣なのではないかと最近思うようになってきた

 

努力を続ける

高みに向かって努力を続けることは、決して無駄ではない

一見すると無駄なように見えても、少しづつ頂点へと進んでいる

 

今日はまだ到達にはほど遠いが、明日にはもっと高みへと近づくための力が今日鍛えられているのだ

 

偉大なるニーチェ先生のお言葉

 

今日は、やっていることが少し認められてきているようで嬉しい気持ちでいっぱいです

 

生きるということは、嬉しいことを嬉しいと思うことなのでしょう

 

まだまだ修練を積まなければならないだろうが、少しづつでも応援してくれる人達が増えれていけばいつかは大きなうねりが出来るでしょう

 

その日のために、今日も生き抜こう。

「未来予測力」について

ビジネスするにあたって大事だな〜と思うポイントは未来予測の正確さ。なのかなと

 

未来予測が正確であればあるほど勝率が上がります

なにかが流行るとわかっていれば、それに向けて兵站を準備しておけばゲームに勝てますよね

 

ただ、これが非常に難しい(当たり前ですね・・・)

勝てる経営者はこの勘所を抑えているのだなーと、いろいろな経営者の方とお会いしてつくづく思い知らされます

 

それでなんとなくなのですが、この「未来予測力」について僕なりに考えたものを書いてみようかと思います

 

-下準備

まず未来予測を行うにあたって、どういう考え方に基づいて、先々の方向性を自分なりに判断していくのか。このベンチマークを設定する

 

ぶっちゃけ未来のことなんて誰もわからないので、未来を想像するしかありません

しかし、その想像も過去の知識や体験から得たものを練り込むことで想像の解像度が上がるのではないかと思います

そうやって自分なりに知識や経験などからベンチマークを作ってみます

 

-仮説と検証

下準備ができたら、今度は仮説と検証です

これは現在の状況から、設定したベンチマークと照らし合わせて確からしい方向性を見つけるために行う作業です

 

ここがしんどい作業です

 

賽の河原の石積みのように、積んでは崩れ、積んでは崩れの繰り返し

本当に正解があるのか、やっていることが正しいのか、もう疑心暗鬼ですね

 

-実行

仮説と検証をひたすら繰り返していると、ある時、ふと全てがつながって見えるようになります

しかし、それすら幻の時もあります

ここまできたら、もう実行する以外に方法がありません

 

ここでいい結果が生まれると、はじめて「未来予測力」高いねーってなるのかと思います

 

 

自分で書いてて思うのですが、そりゃ勝てる経営者は勝つよね

未来予測正確なの、当然だよね。これ出来てたら。

 

まず下準備のとこで基礎が全然違ったら、そりゃ勝てないよね。

 

ということで、僕も「未来予測力」を磨くために知識を詰め込んでいきたいと思います


ニューラルネットワークとの出会い

ここでは、僕がチャレンジしていることについて触れることにします

 

「AI」つまり人工知能を使い、自己学習型の検索エンジンを創ろうとしています

 

「未来のあたりまえを創る」をコンセプトに2社目を起業しました

 

不合理が生じている課題に対して、解決策を打ち出すのはベンチャーの使命とし

課題のテーマは「情報との接し方」です

 

既存の仕組みだと、N-gram法という全文検索法により、情報を取得することが可能です

これはテキストで制御されています

人間が頭にあるイメージをテキスト(検索ワード)に書き換える作業を行うことによって、仮想現実世界からデータを出力させるやり方ですね

 

ここから少し未来の話をします

 

そう遠くない未来では、もっと人間と機械の距離が近くなっていきます

まさに皆さんのお手元にあるスマートフォンなんかは、わかりやすいかもしれません

生活のすぐそばに、いつもスマートフォンがあります

さらに進化していき、最近はウェアラブルなんて言葉が取り上げられてきました

ウェアラブルとはGoogle glassのような、スマートフォンよりもさらに人間に近い情報端末のことです

 

そう。人間と機械はどんどん近づいてきます

 

するとどうなるか

自然と情報もどんどん近づいてきます

そして、その相対量もどんどん増えていきます

捌く相対量が増えると、人間が処理できる限界を超えてしまいます

 

現に、既に一人の人間が処理できる情報量を超えている気がします

なぜなら、ここ10年で格段に便利になっているはずなのに、生活自体の質が向上しているように思えないのは僕だけでしょうか

タスク量に対して、時間があまりにも少なく、生産的に活動する時間が削られているのが原因なのかもしれません

 

我々がチャレンジしているのは

「人間が考えなくてもいいことは、機械に任せる」

ということです

 

そのためにAIが必要になるのは必然かと思われます

大袈裟に表現すると、人類が進化していく過程でAIの実用化は不可避な事象だと思われます

 

そもそも検索ワードを考えることって人間がやることなのかって話です(そもそも検索ワード自体必要なのかって話にもなりますが)

そして、日々増加するリアルワールドの情報をテキストでラベリングしていくことは可能なのか

 

我々は、AIを使い構造化されていないデータを統計的に類推して導き出す仕組みを考案し、次世代のインターネットに最適化された情報の出力方法を考えています

 

そう遠くない未来。

 

このインターフェイスが、未来のあたりまえになることを信じて

 

 

インターネットとの出会い

僕はいわゆるIT系と言われる会社を2社立ち上げたのですが、なぜそのような行動を起こしたのか

思想背景や運営していく中での体験談、その体験から学んだ事、積み上げていった知識などをつらつらと記録していこうと思い、ブログを立ち上げました

 

-インターネットについて

-起業について

-サラリーマン時代

-バックパッカー時代

-マンガとの出会い

-思想について

 

だいたい、このくらいのテーマから初めていこうかと思います

まずはインターネットについて

 

夜明け

インターネットとの出会いは、中学1年生の時

ダイアルアップで「ピーガガガ」とかいっていた時代です

僕は小学生の頃に「攻殻機動隊」というマンガを見て震えたのですが(これはマンガ編で書いていきます)、インターネットに触れて「まさにこのマンガみたいにみんなが繋がる時代がきた!」と感動したのを覚えています。

ただその当時、インターネット上の表層部分にある情報といったら特別なものはなく、テレビや雑誌で伝えられているものをさほど変わらなかったです

yahooのトップにある情報をぼーっと見ていても面白くなく、そのうち飽きてしまいました

 

しばらく放置していたのですが、ちょっとギークっぽい友達が「インターネット悪の事典」なる、なんだか悪そうな本を学校にもってきていたので見せてもらいました

その内容は、ハッキングの仕方だったり自殺マニュアルだったり、海外の怪しげなサイトがURLつきで載っていました

早速、それらをメモって片っ端からアクセスしてみました

そこには自分の知らない世界が広がっていて、まるで知識のリンゴを手に取ってしまったかのようにワクワクしました

 

後に世界一周したり、起業したりと好奇心のかたまりになってしまったのは、この体験が基になっているのかもしれません。まさに「エデンの園に足を踏み入れた」といった表現がしっくりくる気がします

(後に、海外から高額な請求書がきて親にひっぱたかれたのは苦い体験として今でも覚えているのですが。。。)

 

とにかく、ここからインターネットのつながりを感じることができ、後にi-modeが誕生し、ネットワーク上に情報量が増え始めていく様をリアルタイムに体験しました

 

そうなると、どうゆう時代が来るのだろうか。

 

もしかして、本当に攻殻機動隊のような時代がくるんじゃないだろうか。なんて妄想をしていたのですが、この当時はまさか自分がインターネット関係の仕事をするとは思ってもいませんでした

 

 ネットワーク化された時代

情報量が増えれば増えるほど、物事は多様化し複雑化していきます

個人が個人たる所以とはなにか

それを証明する方法とはなにか

 

このあたりの課題に対する答えを求め、巨大な実験場「仮想現実世界」で起業することになるのですが、もう少し段階を追って記録していこうと思います