世界のむこう側へ

ほぼ失敗ばかりだけど、いろいろ実験しながら次世代のインターフェイスを探す旅をしています。

ニューラルネットワークとの出会い

ここでは、僕がチャレンジしていることについて触れることにします

 

「AI」つまり人工知能を使い、自己学習型の検索エンジンを創ろうとしています

 

「未来のあたりまえを創る」をコンセプトに2社目を起業しました

 

不合理が生じている課題に対して、解決策を打ち出すのはベンチャーの使命とし

課題のテーマは「情報との接し方」です

 

既存の仕組みだと、N-gram法という全文検索法により、情報を取得することが可能です

これはテキストで制御されています

人間が頭にあるイメージをテキスト(検索ワード)に書き換える作業を行うことによって、仮想現実世界からデータを出力させるやり方ですね

 

ここから少し未来の話をします

 

そう遠くない未来では、もっと人間と機械の距離が近くなっていきます

まさに皆さんのお手元にあるスマートフォンなんかは、わかりやすいかもしれません

生活のすぐそばに、いつもスマートフォンがあります

さらに進化していき、最近はウェアラブルなんて言葉が取り上げられてきました

ウェアラブルとはGoogle glassのような、スマートフォンよりもさらに人間に近い情報端末のことです

 

そう。人間と機械はどんどん近づいてきます

 

するとどうなるか

自然と情報もどんどん近づいてきます

そして、その相対量もどんどん増えていきます

捌く相対量が増えると、人間が処理できる限界を超えてしまいます

 

現に、既に一人の人間が処理できる情報量を超えている気がします

なぜなら、ここ10年で格段に便利になっているはずなのに、生活自体の質が向上しているように思えないのは僕だけでしょうか

タスク量に対して、時間があまりにも少なく、生産的に活動する時間が削られているのが原因なのかもしれません

 

我々がチャレンジしているのは

「人間が考えなくてもいいことは、機械に任せる」

ということです

 

そのためにAIが必要になるのは必然かと思われます

大袈裟に表現すると、人類が進化していく過程でAIの実用化は不可避な事象だと思われます

 

そもそも検索ワードを考えることって人間がやることなのかって話です(そもそも検索ワード自体必要なのかって話にもなりますが)

そして、日々増加するリアルワールドの情報をテキストでラベリングしていくことは可能なのか

 

我々は、AIを使い構造化されていないデータを統計的に類推して導き出す仕組みを考案し、次世代のインターネットに最適化された情報の出力方法を考えています

 

そう遠くない未来。

 

このインターフェイスが、未来のあたりまえになることを信じて